文字コードをUTF-8にしてWordPressを運用すると、カテゴリや個別記事のスラッグ(URLでの表示名)に日本語が使える。
カテゴリのスラッグやタグにSEOに有効な日本語キーワードを使う。そうすると、例えばMacの標準ブラウザ「Safari」では、アドレスバーに表示されるURLは以下のようになる。
---
http://renews.jp/tag/アウトレット/ →タグの場合
http://renews.jp/category/地域/長野県/ →カテゴリの場合
---
そしてさらにGoogleの検索結果でも
しっかりとURL上の該当キーワード「アウトレット」も太字表示されている…つまり検索対象になっている。
日本語ドメインでも検索テストをしたら、やはりドメインに含まれるキーワードも検索対象に含まれる事を確認したので、上記のUTF-8によるURLへの日本語使用と併せて利用すれば、SEO対策としても有効だと思います。
現状、IE、Firefoxで前記のURLを見ると、
---
http://renews.jp/tag/%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88/
http://renews.jp/category/%E5%9C%B0%E5%9F%9F/%E9%95%B7%E9%87%8E%E7%9C%8C/
---
のようにエスケープ文字での表記(%記号+16進数)になってしまう…文字化けではないのだけど。なのでURLに日本語を使うことは敬遠されてしまうかもしれないが、遅かれ早かれ、SafariのようにURLの日本語表示に対応していくと思われ、すでに検索エンジンではGoogle、Yahooとも日本語URLに対応している、そして検索対象にもなっていることもあり、日本語ドメインも含めて、URLへの日本語の使用を、SEO対策の観点から取り組んでみたいですね。
もちろん、これだけで一気に検索順位が上がる、というものではありませんが。
自分の場合は、自社サイトはもちろん、お客様のサイトでも取り組み始めています。
ちなみに、ウィキペディア、Amazon等の大手サイトもURLに日本語表記を使っていますしね。IE7では日本語ドメインにプラグイン無しでも対応したし。
サイト中のURLは、自社で運営しているリニューアル情報の宣伝/告知/検索サイト【リニュース】というサイトです。サイトに限らず、ショップ(リアル店舗)でもOKです。専用投稿画面でかんたん入力、もちろん掲載無料です。
---
参考記事:
「日本語URLを導入するアマゾンの狙いはSEO?」CNET Japanブログ 渡辺隆広のサーチエンジン情報館(2007/2/5)
「Amazon日本語URL時代における書籍名の新常識」CNET Japan 読者ブログ 坂本多聞のインサイドアウト(2007/4/17)